こんにちは。
iPadコンシェルジュの渋谷です。
今回は、iCloudの機能である「フォトストリーム」の話。
「フォトストリーム」とは、
iPhoneやiPadで撮影した写真がまとめてクラウド上で管理できるというサービスです。
いちいちメールに添付して送るなどの手間なく、自動的に統合してくれる優れた機能です。
ただし、どうやらiPhoneやiPadから「フォトストリーム」の中の画像を見ると、少し画像が劣化している感じがします。
そこで、より詳しく調査してみました。
今回テストに利用したアプリは『PhotosEXIF』
PhotosEXIF
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: 無料
1枚の写真を例に、撮影した画像と、「フォトストリーム」に入った後の画像を比べてみました。
① iPhone5で撮影した写真の画質を調べてみると「1.877MB」
②「フォトストリーム」に入った画像を確認すると「0.735MB」になってました!
フォトストリームを見ると、1/3ほど容量が減ってますね。
画質も、「3264×2448」から「2048×1536」に落ちてます。
どういう仕組みなのかなとAppleのヘルプをよく見ると、記述がありました。
iCloud:「自分のフォトストリーム」に関してよくお問い合わせいただく質問 (FAQ) http://support.apple.com/kb/ht4486?viewlocale=ja_JP
Mac や Windows パソコンでは、写真は最大解像度でダウンロードされて保存されます。iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV では、ダウンロード速度を速くしたり保存容量を節約するために、写真はデバイスごとに最適化されて配信されます。実際のサイズは条件によって異なりますが、一般的なコンパクトデジタルカメラで撮影した写真は 2048 x 1536 ピクセルの解像度でデバイスにプッシュされます。パノラマ写真の最大幅は 5400 ピクセルです。
実は、デバイスごとに最適化されているのですね。
iPhoneやiPadからフォトストリームを見ると、画像が自動的に最適化されてダウンロードされるとのことです。
ただ、PCやMacからダウンロードすれば、最高解像度でダウンロードできます。
ちなみに、共有フォトストリームも、画質を最適化してダウンロードされているみたいです。
フォトストリームから画質を保って保存したい、もしくは渡したい場合には、
iPadやiPhoneからダウンロードするわけではなく、PCからダウンロードした方が良いですね。